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会長あいさつ




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公益社団法人
長崎県看護協会
会長 西村 伊知恵

ごあいさつ

新しい年度の始まりを祝福しているかのように桜が見ごろを迎えています。淡いピンク、白色と少しずつ色の変化を見せる桜の花は、見る人の心を和ませてくれるような気がいたします。看護の場面においても、桜を特別な思いで見ている方たちとの時間の共有があります。それは「今年も桜を見ることができてよかった。来年も桜の花を見ることができるようにがんばるよ」という療養中の方との会話の場面です。生きている今を心から喜び、生きることへの希望につなぐ思いを教えていただく時間と空間―私たち看護職の人間性を磨いていく必要性を痛感する場面でもあります。そこにいることの大切さもまた教えられます。

皆さまがたには、日ごろから、長崎県看護協会活動にご理解とご協力を賜り、心から感謝を申し上げる次第です。

さて、長崎県看護協会は、「人々の人間としての尊厳を維持し、健康で幸福でありたいという普遍的なニーズに応え、人々の健康な生活の実現に貢献する」ために活動しております。昨年度の事業評価をもとに、今年度も、1.地域包括ケアシステムの充実に向けた看護の役割提供 2.健康で安全に働き続けられる職場づくりの推進 3.質の高い看護実践を支える生涯学習の推進の3点を重点目標に掲げました。看護専門職として、会員一人ひとりが県民の健康生活を支える役割を担うことを念頭におき、事業計画に沿って活動してまいります。重点事業1には訪問看護の推進に係る事業や地域における看護職連携構築推進事業、地域住民との協働が含まれます。国が掲げる在宅医療を推進するためには、現状の訪問看護師の数では対応が困難な状況です。昨年度に引き続き、長崎県からの委託を受け、訪問看護師の確保及び資質の向上等に取り組みます。また、地域包括ケアの全世代型展開をめざし、看護職同士の連携を充実させていきたいと考えています。地域住民を対象としたとりくみも重点目標です。各支部で「まちの保健室」を開設し、地域住民に密着した活動をめざしておりますが、昨年度はあり方を検討しました。それを受けて引き続き活動してまいります。

重点事業2の看護職が健康で安全に働き続けられる職場づくりの推進においては、勤務環境改善への取り組み支援を含め、ナースセンターへの離職時等の届出制度の周知を図ってまいります。長崎県の委託を受けたプラチナナース活躍推進事業では、再就業支援等のしくみをつくり、各施設とプラチナナースのマッチング支援へと展開していきます。重点事業3の質の高い看護実践を支える生涯学習の推進につきましては、研修会の開催はもちろんのこと、研修会での学びと共に、看護職同士の情報共有の場となり、それぞれのキャリアアップの場となるように取組んでいきたいと考えています。

また、2020年度からは新たな認定看護師制度が始まります。働き方改革法は4月施行となります。看護師基礎教育の教育課程の見直しも行われており、現時点では現行の97単位から98単位へと増える見込みです。時代の流れの中で、看護の役割をしっかりと果たす専門職能団体として活動してまいりますので、皆様方のご理解とご協力をお願い申しあげます。


公益社団法人長崎県看護協会
会長 西村 伊知恵

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