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公益社団法人長崎県看護協会会長 西村 伊知恵
長崎県看護協会のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。日頃より、長崎県看護協会活動にご理解とご協力を賜り、感謝申し上げます。 令和4年度がスタートしました。会員の皆様の職場に、新しい仲間が入職されたでしょうか?もしかしたらご自分が異動となり、新たな勤務場所へ向かった方もいるかもしれません。それぞれの皆様にとって、新年度が明るく、笑顔あふれる一年になることを願ってやみません。 新型コロナウィルス感染症は今もなお高止まり状態で推移し、ワクチン接種や治療薬の承認など明るい話題はあるものの、まだまだ予断を許さない状況が続いています。新たな変異株へのおき替わりや更なる変異株出現の話もあり、感染力など気になるところです。しかし、これまで、会員の皆様方が、それぞれの職場で感染対策を講じながら看護を実践してくださっていますので、看護協会としては、その実績をふまえ、住民の皆様に基本的な感染対策をしっかりと守っていただくように折に触れ伝えてまいりたいと思います。 これまで、看護は患者に寄り添うことを大事にし、同時に、人がもつ自然治癒力や回復力を最大限に引き出せるようなかかわりを大事にしてきました。そのことは今も変わらないと思いますが、新型コロナ感染症の感染防止上、変化させてきたものもあると思いますので、これからの看護についての議論も必要と考えます。 今年度、入職した新人看護師の皆さんの中には、臨地実習の経験できなかった人もいると聞いています。現場で、その人に必要な看護は何かを考え、実践し。看護を考えてほしいと思います。そして、看護の魅力にも出会ってほしいと思います。先輩看護師の皆さん、新人看護師さんのご指導をよろしくお願いいたします。 私たち長崎県看護協会の使命は人々の健康生活の実現に寄与することです。看護職がその役割を果たすためには会員の皆様が安心して働き続けられる環境づくりも必要です。専門職能団体としての存在意義を忘れることなく、行政や他団体との連携のもと、長崎県看護協会としての役割を果たしてまいりたいと思います。 引き続き、会員の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。 令和4年4月1日 公益社団法人長崎県看護協会 会長 西村 伊知恵