長崎県看護協会


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協会のごあんない 協会のごあんない

会長あいさつ

会長あいさつ

新年あけましておめでとうございます。皆様には、お健やかに新春をお迎えのことと心よりお喜び申し上げます。また、日頃より長崎県看護協会の事業推進にご支援とご協力をいただき、深く感謝申し上げます。

昨年の2024年1月元旦、石川県において、能登半島地震が発生し、多くの方々が被災され、看護職並びに医療保健福祉関係者をはじめ多くの諸団体の支援がなされたところでした。

更に、石川県では、9月20日、奥能登地方において豪雨が発生し、多くの被害を受けました。石川県に限らず、全国の地域でも気候変動により、猛暑や豪雨などにより大規模な洪水等が発生しました。特に猛暑により、多様な健康影響もきたしている状況にありました。

この様な災害に対し、2024年4月、国は災害支援ナースに関する法律等を整備し、平常時からの準備として、本協会では、新たな仕組みによる災害支援ナース養成研修を昨年から実施したところであります。

また、少子超高齢社会が進展する中で、看護へのニーズは益々高まり、その期待に応えるために看護職の確保は喫緊の課題となっています。2023年10月、基本指針が制定されたことを契機として、本協会としては、より一層、看護職確保や処遇改善等に取り組んでいくよう他団体とも連携しております。

2040年に向け社会状況は更に変化していくかと思いますが、今年も本協会は、看護職一人ひとりが安心して役割を発揮し、県民の健康づくりに貢献できるよう、会員の皆様の声を反映しながら、本年も進めてまいります。皆様のご理解と一層のご支援をよろしくお願いいたします。

今年は巳年です。巳年は草木がしなやかに伸びる様子や横へ広がっていく意味を持っているそうです。また、神様の使いとして大切にされている動物で、脱皮を繰り返すことから不老不死のシンボルともされています。巳年は、「再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展していく」年になると考えられるとのことです。会員の皆様方ひとり一人に幸多い年でありますよう祈念いたします。本年もどうぞよろしくお願いします。



令和7年1月
公益社団法人長崎県看護協会
会長 日野出 悦子