長崎県看護協会


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協会のごあんない 協会のごあんない

会長あいさつ

会長あいさつ

2024年1月1日に、令和6年能登半島地震が発生しました。この地震で、お亡くなりになられました方々のご冥福をお祈りすると共に、被災された皆様には、心からお見舞いを申し上げます。一日でも早い、元の日常の生活を取り戻すことができますよう、お祈り申し上げます。

改めまして、新年度を迎え、ご挨拶申し上げます。
会員の皆様におかれましては、日頃より、本協会の事業推進にご支援、ご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
新型コロナウイルス感染症が、2023年5月に感染症法上5類に移行しましたが、医療・介護の現場では、感染対策を講じる緊張した状況は、いまだに続いております。この様な中、看護職である皆様は、病院、福祉施設をはじめ、地域の様々な場所において、現場をしっかり支えていただいていること、重ねて感謝の意と敬意を表します。
さて、2023年度は、会員の皆様のご支援とご協力を得ながら、理事はじめ協会職員一丸となって、年度当初の計画に沿い、協会事業、県委託・補助事業、日本看護協会委託事業、そして、長崎会館の解体に伴う移転と事業所組織の見直し等、多くの事業等に取組んでまいりました。
また、2023年10月、約30年を経て「看護師等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針」が改定されたことを契機として、今年度は、一層の看護職確保と処遇改善等について、関係団体等と共に、取組んできたいと思います。
更に、2024年度は、診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬のトリプル改定が施行されます。改定の特徴としては、
幅広い職種に対する処遇改善 医療機能の文化・供花、連携の推進 働き方改革等の推進 外来看護の充実、質の高い看護の推進 であります。
少子高齢社会が急速に進む中、県民のいのち、生活を守り、健康増進に貢献するためには、看護職へのニーズ、期待は益々高まっているところです。

本協会の2024年度の重点目標については、先の理事会で承認をいただきました。長崎県看護協会の基本理念に則り、
1. 全世代の健康を支える看護機能の強化 2. 専門職としてのキャリア継続の支援 3. 地域における健康と療養を支える看護職の裁量発揮 4. 地域の健康危機管理体制の構築 の4点を掲げ、事業を展開してまいります。

公益社団法人長崎県看護協会として、強固な地盤づくりと明るい未来につなぐためにも、引き続き、組織基盤の強化を念頭におき、理事会や支部と連携して活動してまいります。
2024年度も、本協会役職員一同、会員の皆様の声に耳を傾け、課題解決に向け、取組んでまいりますので、会員の皆様方には、引き続き、ご支援とご協力の程、どうぞ、よろしくお願いします。



2024年年4月
公益社団法人長崎県看護協会
会長 日野出 悦子