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長崎県自殺総合対策相談対応のための手引き集 相談窓口用手引き 第2巻「メンタルヘルス問題への対応」より抜粋
もしかしたら、それは「うつ」かもしれません つらい状況が続いたり、ストレスの強い体験をした時、上に示したような症状が出るのは誰にでも起こる普通の反応ですが、この状態が毎日続いている場合はうつ病になっているかもしれません。 うつ病は、決して特別な病気ではありません。きちんとした治療を受ければ必ず治る病気ですが、治療を受けずに無理をしていると、体調がどんどん悪くなり、「イライラそわそわしてじっとできない」、「自信がなくなる」、「自分を責めがちになる」などの症状が出てきます。 さらには、自殺念慮(「死にたくなる」気持ち)が出現することもありますので、早めに医師の診察を受け、治療を開始することが必要です。 もしかして?と思ったら、かかりつけ医、または精神科などの専門の医師への早めの相談をおすすめします! ★うつ病のメカニズム うつ病は、『セロトニン』『ノルアドレナリン』という脳内ホルモン(神経伝達物質)が減少するために生じる病気です。 “脳のバッテリー切れ、エネルギー切れ”といった状態ですから、頑張りたくても頑張れない状態なのです。 決して、“気合いが足りない”とか“怠け”といったものではありません。
★うつ病の治療と養生のコツ うつ症状を改善させるためには、脳内ホルモン(『セロトニン』『ノルアドレナリン』)を増やす作用をもつ“抗うつ薬”の服用と、脳内エネルギー消費を抑えるための“休養”が必要となります。 うつ病は、抗うつ薬を服用し休養すれば治る病気です。早めに専門家に受診しましょう。
過去30日の間にどれくらいの頻度で次のことがありましたか?あてはまるところに○をつけてください。
※ 合計得点が15点以上であれば、うつ病や不安障害の可能性が高いので、上記の主なメンタルヘルス相談機関にご相談ください。